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Androidタブレットは、この先生きのこることが出来るのか




  image: lwallenstein

 iPad? あれは女子供のガジェットだ。男は黙ってAndroidタブレット。アプリをインストールする時に、悪さをしないかドキドキしながらインストールするのがいいんじゃねーか。♪ポルノが出てきてこんにちわ♪だ?上等じゃねーか!とは言ったものの、最近段々不安になってきました。

DellのStreak
 Androidタブレットと一口にいってもいろいろ有ります。それこそ、iPadと似た様なコンセプトの商品や、電子書籍リーダーとしてのもの、リビングコンピューティングやフォトフレームとしての商品など、今後もたくさんのデバイスが登場すると思います。

 これも、Googleのオープンプロダクト戦略による多様性の現れです。各メーカーは様々なニーズや、用途の仮説を立て、それに合ったテーマやコンセプトのAndroidデバイスを作成します。そして、仮説が外れたりマーケティングが失敗したりと、たくさんのデバイスが淘汰されて行きます。

 そうして、生き残ったデバイスは競争によって生まれた素晴らしいデバイスになることが期待されます。Googleの狙いはまさにそこで、多様性の中で自然淘汰によって生まれるモノは、"おおよそひとつの会社や組織が作り出せるものではない"ということです。

 ですが、生物の進化に例えると、1つの類目内での進化に過ぎません。恐竜が、哺乳類にメインステージを譲ったように、Androidもまた淘汰される可能性も捨て切れません。Googleにとっては、最終的にインターネットの浸透率が上がればいいのかもしれませんが、Android loveな人(特にわたし)にとっては、良くない!(Androidはまだ恐竜になれてないよというツッコミはおいておいて)



電子書籍リーダー「Novel」
 そこで、Androidタブレットは、この先生きのこることが出来るのかを自分なりに考察してみました

 Google と Appleの戦いは、 多様性 vs 統一性 の争いでもあります。その争いのステージがスマートフォンであるならばいい勝負になりそうです。デバイスごとに大した差もなく、サイズや外観も同じような感じです。それは、iPhoneのセンセーショナルな成功が見た目のイノベーションを許してくれない現状もあると思いますが…

 そこで、気づきます多様性ってなんじゃろ?結局、スマートフォンはiPhoneライクな端末というステージの上での多様性に過ぎないというわけです。一方、タブレットはどうでしょうか?AppleがiPadという商品をだしました。日本でも明日販売されます。もちろん話題性もあり、売上も好調です。だからといって、iPadライクな端末というステージは正解なのでしょうか?

 そこが不安でたまらないところです。iPadは、ジョブズが「こんなコンセプトの作ってみた。うちらのコンセプト通りつかってみーや、どや?面白いやろ?」ってな感じの商品です。いわば、市場、ニーズを創生したワケです。"ジョブズが創生した市場に、ただひとつの商品"これがiPadの強烈な強みです。そして、この状況でAndroidはiPadライクを目指して良いのでしょうか…

 では、"タブレット"という外観と操作形態をほんのりと表す言葉を、多様性のステージとして考えた場合はどうでしょう。すごい可能性や、あらゆるデバイスが登場しそうですが、キャズムを超える商品が出てくる気まったくしません^^;; いままでの、タブレットPCの黒歴史が落とす影、がそう思わせるのかもしれませんが、杞憂であって欲しいと強く願う次第です。



 Androidのネガキャンみたくなってしまいましたが、私はAndroid大好きです。でも、金がなくてAndroid製品持ってません! I love google.


via べ、別にiPadなんて欲しくないんだからね! 絶対欲しくなるiPad対抗機11連発+1|デジタルマガジン

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